探偵は潜入先によっては、あらかじめ護身用具を携帯しておいたほうがいいと予測できることもある。張り込み中に探偵が強面集団に取り囲まれたことだってあるだろう。
やはり、万が一ということはある。そのために探偵は護身道具として、“使える道具”を持っておかねばならない。スタンガンは重たいし、至近距離でないと使えない。ましてそんなものを持っていて、張り込みの際に警官に職務質問を受け、「なんでこんなものを持ってるの。」と怪しまれたらおしまいである。
実際に探偵にとって護身道具として役に立つのは、リップクリーム型の容器に入った催涙ガスである。何度も使うものではないが、小さいわりに効力は大である。
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