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探偵の変装の基本
探偵の変装のポイント
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探偵の変装の基本

探偵業における変装の基本アイテムは、帽子と眼鏡と上着の3点。帽子はいろいろな場面を考えてリバーシブルタイプでつばのないものが好ましく、眼鏡は黒縁のものがいい。黒縁の眼鏡は、かけた時と外した時の印象がまったく異なるので有効なのである。

帽子と眼鏡は、上着とのセットで着ける、または外すを考える。帽子だけ、眼鏡だけというのでは、変装としてあまり効果的ではない。このセットと、上着との組み合わせで何通りかの探偵時の変装パターンを作り出すのである。

平常時が上着着用のみであれば、変装時は上着を脱いで眼鏡を着け帽子をかぶる。あるいは、普段から眼鏡をかけている探偵であれば、上着を脱いで眼鏡を外し帽子をかぶるというように探偵の変装は変化させる。

探偵の変装のポイント

探偵業の変装のポイントは、組み合わせによって、もともとの印象からできる限りかけ離れたものにすることだ。

探偵のドラマなどでは、ほっぺに含み綿を入れたりして、容貌まで変えるシーンがあるが、実際はそこまでしなくとも事足りる。要は探偵自身の印象を変えるのが目的だから、まず人の目がいくところさえ違っていればいい。帽子→頭、眼鏡→目、上着→上半身である。

頭ということではカツラを想像する人もいるかもしれない。女性の探偵ならカツラを着ける手段がないこともないが、男性の場合、普段でもカツラはすぐにばれるもの。あの違和感が相手にも周囲にも妙な印象を与えるため、まず使用しない。同じ理由で、つけひげもあまり意味がない。

また、着ける外すだけが探偵の変装ではない。時には、足を引きずるようにしてみたり、姿勢を猫背にするなど、体ごと印象を変える方法もある。つまり、一切の変装をしなくとも、初回と2回目ではまったく異なる印象を相手に与えられるくらいの技術が探偵にとって必要なのである。

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