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探偵の変装のポイント

探偵業の変装のポイントは、組み合わせによって、もともとの印象からできる限りかけ離れたものにすることだ。

探偵のドラマなどでは、ほっぺに含み綿を入れたりして、容貌まで変えるシーンがあるが、実際はそこまでしなくとも事足りる。要は探偵自身の印象を変えるのが目的だから、まず人の目がいくところさえ違っていればいい。帽子→頭、眼鏡→目、上着→上半身である。

頭ということではカツラを想像する人もいるかもしれない。女性の探偵ならカツラを着ける手段がないこともないが、男性の場合、普段でもカツラはすぐにばれるもの。あの違和感が相手にも周囲にも妙な印象を与えるため、まず使用しない。同じ理由で、つけひげもあまり意味がない。

また、着ける外すだけが探偵の変装ではない。時には、足を引きずるようにしてみたり、姿勢を猫背にするなど、体ごと印象を変える方法もある。つまり、一切の変装をしなくとも、初回と2回目ではまったく異なる印象を相手に与えられるくらいの技術が探偵にとって必要なのである。

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