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「 探偵業とは 」 の項目一覧

探偵とは
探偵業の実態
探偵と正義感
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探偵とは

探偵とは探偵とは、他人の秘密をひそかに調査したり、犯罪をおかした者をつき止めたりする人。またはその行為。探偵社や興信所などに属する調査員であることが多い。

探偵は、あくまで、民間人として活動する。弁護士のように国家が決める資格は必要ではないし、警察のように法律によって捜査権を与えられているわけでもない。探偵は、依頼人ができないことを報酬に基づいて委託され、遂行するのが、探偵の仕事である。

ちなみに関西地方の警察では部内用語として刑事のことを「探偵」と呼ぶ事がある。一般的な探偵が「私立探偵」と呼ばれる事もあるが対して刑事を「公立探偵」と呼ぶ事はない。

探偵業の実態

探偵は「正義の味方」と誤解されている面もあるが、探偵も職業である以上利益を得ることを目的として働いているのが現実である。もちろん優良な探偵社はたくさんあるが、自らが罪をおかす違法な探偵は後をたたず、それを取締る側の警察も頭を悩ましている。

例えば探偵社の中には、調査依頼者に多額の探偵手数料を要求したり、何も調査してないのに料金を請求したり、探偵が調査のために住居への侵入を繰り返したり、尾行や聞き込み調査で得た情報を元に調査対象者や依頼者をおどしてお金を取る例も少なくない。

探偵と正義感

正義を守る為、犯罪に立ち向かうにはそれ相応の権限が必要不可欠であるが、探偵には何一つ国家権限、資格、武器所持などが与えられていない。そのため、探偵が正義の為に業務を行うことがあったとしても(そのような探偵は稀で、殆どいない)活動範囲に限界がある。

そのため探偵も人助け程度のことであれば、捜索人探しを手伝ったりなどで役立つことはできるが、あくまで一般人の持ちうる権限の範囲内で行わなければならない。さらにそれは探偵の業務であるため調査費がかさめば当然顧客が支払わなければならないので、手放しに「正義の味方」とは言い難い。また一個人にそこまで親身になる探偵というものも実際殆どおらず、金払いのいい企業の興信所として活動する探偵が殆どである。

探偵業はあくまで「営業」であり、「金銭的利益」のために行うものであり、「特別な権限」が与えられているわけでも「武器の許可」も当然認められていないので探偵は正義の味方とはなりえない。

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