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探偵と正義感

正義を守る為、犯罪に立ち向かうにはそれ相応の権限が必要不可欠であるが、探偵には何一つ国家権限、資格、武器所持などが与えられていない。そのため、探偵が正義の為に業務を行うことがあったとしても(そのような探偵は稀で、殆どいない)活動範囲に限界がある。

そのため探偵も人助け程度のことであれば、捜索人探しを手伝ったりなどで役立つことはできるが、あくまで一般人の持ちうる権限の範囲内で行わなければならない。さらにそれは探偵の業務であるため調査費がかさめば当然顧客が支払わなければならないので、手放しに「正義の味方」とは言い難い。また一個人にそこまで親身になる探偵というものも実際殆どおらず、金払いのいい企業の興信所として活動する探偵が殆どである。

探偵業はあくまで「営業」であり、「金銭的利益」のために行うものであり、「特別な権限」が与えられているわけでも「武器の許可」も当然認められていないので探偵は正義の味方とはなりえない。

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