探偵として持つ帽子は、主に簡単な変装用に使うもので、色違いのリバーシブルタイプがいい。綿素材で小さくまとまるもの、あるいは、サラッとした生地で雨をはじくようなものもいいだろう。
変装以外にも帽子は使える。帽子というものは何かと目印になるのだ。探偵同士で落ち合う時、依頼人が現場に来なければならない時など、帽子の色を伝えればすぐに見分けがつくものである。
あるいは、帽子に手をかけて外す、帽子を脱いでまたかぶるなど、野球におけるブロックサインのような動作での交信も容易となる。探偵として帽子による連絡方法はかなり有効なのである。
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