TOP  >  探偵のその他調査術  >  探偵の潜入・身分擬装術

探偵の潜入・身分擬装術

探偵の潜入・身分擬装術ある時は企業へ、ある時は秘密クラブヘ、調査内容によっては、探偵はあらゆる場所へ潜入しなければならない。むろん、探偵という身分を明かして入っていかない。その場その場で、別の人間になりすます。

探偵の潜入術の基本中の基本は、知らない人でもすぐに声をかけられ、どこでも誰とでも仲良くなれること。仲良くなることで、情報が入りやすくなる。相手から相談を受けるような存在になれればしめたものである。

また気持ちの切り替えをしっかりしなければ、身分擬装はうまくいかない。そして、探偵が自分のことをあまり話さないでもいいように持っていく、演出や設定が重要となる。

時には、探偵は社員として企業に「入社」する場合もある。たいていは、社内調査をするために、雇い主からの依頼があって潜入する。取引業者を装って頻繁に社に出入りするケースもあるし、探偵自身が潜入せず、間接的に社員を動かすこともある。さらに、会社に潜入しなくとも、社員が行きつけの飲み屋へ行って社員と接触し、情報を聞きだしていくこともある。

うまく潜入し、探偵の身分擬装するポイントは、何より誠実な人間に見えるかどうかである。これは内面から出てくるもので、探偵の訓練をしてもなかなか身に付くものではないものである。

スポンサードリンク



« 情報を得るためにチップ |  ページ TOP  | 探偵の護身術 »