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聞き込み調査の手順

探偵の聞き込み調査手順だが、聞き込みは、張り込み・尾行を繰り返した後に初めて行なうのが鉄則である。聞き込みから調査を始めると、周囲の人に警戒心が起こり、張り込みがやりにくくなる。第一、訊いた人に探偵自身の顔を覚えられてしまう。

さらに、探偵が調査対象者本人にじかに会って、調査内容そのものを聞くという「直調」は避ける、という前提もある。ただし、架空の話を作ったりして、本人に直接当たる例外もある。

実際の探偵の聞き込みでは、いきなり無作為に見ず知らずの人に当たることはない。まずは、聞き込みに行く場所の下見から始める。周囲の地理地形、環境、つまりは土地の性格を把握する。それによって、聞き込みに行く時間帯、服装などが決まる。さらに、相手に不審に思われず、探偵という正体を知らせないための架空のストーリーを作っておく必要がある。

ところで、下見の成功率は、依頼を受けた時、いかに多くの情報を得られるかにかかっている。また、探偵による聞き込み調査が終了したら、「裏付け」をとる。聞き込みで得られた情報は、すべて「未確認情報」である。これを「確認情報」にするために裏をとるのだ。

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