高速道路での探偵の尾行は、一般道よりも困難となる。特にスピードを出しているという点で運転に神経を使うことになる。特に夜間は、注意力が必要とされる。
したがって、高速に入ることが予測されるなら、助手席にナビゲーターとなる人を置くのが普通だ。いつも探偵は1人で調査できるのが基本ではあるが、安全のために、高速道路に限っては2人以上がベストとなる。
車間距離は、道路が空いていれば十分に取り、ある程度混んでいれば接近もありうる。走行中の注意点は、車間距離につきる。
サービスエリアなどに入った場合の調査対象者の駐車位置や、車を降りてからの行動にも探偵は気を配らなければならない。そして、料金所はできるだけ早く通過すべきである。釣り銭などもらわずに通り抜けるのがベストだ。調査対象者より先に支払いを終えることをまず優先し、先回りして路肩部分で待機していても構わない。
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