探偵自身が運転する車で尾行する場合、まず、調査対象者の車にぴったりくっつくということはない。間に2~3台入れるのが普通だが、状況によっては、徒歩同様に伸び縮みはある。一般道の大通りでは信号や割り込みに気をつけるくらいで、徒歩ほどの困難さはない。
比較的難しいのは、調査対象者が路地に人った場合。路地では車間距離をある程度とらなければならず、それによって探偵が見失う可能性もある。
しかし、大通りから路地に入るということは、付近に目的地があることが多いので、方向性を見定めていれば、停車中の対象者を発見できる可能性は高い。
また、他の手段としては、探偵がバイクを活用することもある。路地では車よりも小回りが利くし、渋滞時でも先回りできたりと、役立つものである。
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