電車が空いている場合には、探偵は調査対象者の隣の車両に乗るのが基本だ。そこからガラス越しに相手を監視する。電車内では、探偵の座る、あるいは立つ位置は、調査対象者と横並びになる位置がのぞましい。対角線だと視界に入りやすいが、横だとあまり見えないものだ。
特に都心の尾行では、実際、歩くよりも、電車をはじめとする交通機関を利用している時間のほうが長いくらいなのである。
新幹線では原則として同じ車両に乗る。予測不能な場合でも、まず車内に入り、相手の車両を確認しておく。
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