繁華街の人込みや満員電車内での探偵の尾行調査は、相手を見失いがちなのではないかと思ってしまうが、実際は人が多ければ多いほど相手に怪しまれず接近できるから、探偵にとってこれほど楽な状況はない。調査対象者と接近する距離は、基本の15m以内であるが、人込みでは密着することも珍しくない。
つまりその場が混雑していればいるほど探偵の尾行は簡単なのである。極端に言えば、満員電車では調査対象者の真後ろに立つケースもありうる。また、雨の日の尾行は、傘をさしていることあって、晴れの時ほど調査対象者は周囲が視界に入らない。
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