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探偵業と興信所の違い

探偵社と興信所はよく似ているが、興信所の場合は、企業調査、雇用調査、結婚に関しての調査などが主で、調査員は名刺をもって調査対象者に接し、身分を明かすことがほとんどである。逆に、探偵社には、調査の時に社名入りの名刺を出して身分を明かすような探偵はまずいない。

興信所は、外枠的な調査が専門なので、比較的安価で済む場合が多い(手がかりが豊富にある・調査対象が少ない・ある程度の線で調査を終える・深く入り込まないなど)。調査法も、机上のパソコンで終了という場合さえある。

それに対して探偵社は、手間も時間もかけて調査をする分だけ料金は高くなる(手探りの状態からスタート・足を使って調べる・調査対象が多岐にわたる・裏面や側面から調べ上げる)。

そのためざっと知りたい事柄なら興信所、とことん調べ上げてほしいなら探偵社、ということになる。

また調査員が身分を明かして調べられる事柄というのは限界があるものだ。相手が興信所の名刺を見て警戒してしまった場合、果たして真実を語ってくれるだろうか。真実に行き着けるかどうかは興信所の腕次第だが、調査時に“誤認調査”が起こる例もある。

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