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住宅街での張り込み調査

住宅街は探偵の張り込みが非常にやりにくい。平穏な生活を望んでいる住民たちは、些細な周辺の変化に敏感であり、警察に通報される率も高いのである。そこで、探偵自身が怪しまれないための風貌や姿形はもちろん、何を聞かれても大丈夫なように、架空のストーリー作りが特に重要となる。

張り込みとは気づかれないまでも、周辺住民は不審な人物に過敏になっているのだ。住民に「何かこの辺にご用ですか。」などと尋ねられ、なんとかストリーを作ってその場をやり過ごしたつもりが、いつの間にか警察官が現われ、所持品検査寸前の目に合うこともある。

防犯に対して誰もが意識するようになった時代だからこそ、住民を完全に「納得させる」だけでなく、完全に「安心させる」ような架空の設定作りが探偵にとってますます重要となる。

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