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「 悪徳探偵業者 」 の項目一覧

探偵社への相談・依頼の入り口
探偵への相談料
探偵社の調査料金
探偵社への調査依頼時
探偵社との契約書
探偵社の広告
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探偵社への相談・依頼の入り口

探偵社を利用する時に、まず探偵の事務所として看板や表札に「探偵」「探偵社」「探偵事務所」という文字がどこにも見当たらないところは怪しい。もちろん、自宅で開業している優良な探偵はたくさんいるから、一概に自宅事務所を否定できない。要は、依頼者に対する姿勢の問題である。自宅でも、依頼人を迎え入れるきちんとした応接室があり、じっくりと相談できるスペースが確保してあればいい。

依頼の際、その探偵の事務所を訪ねようとすると、「近くの喫茶店」などと指定してくる探偵社があれば、何らかの問題があると思って間違いない。そのため、何か探偵に依頼を考えているなら、探偵社への入り口、つまりどこでどのように相談を受け付ける探偵社なのか、十二分に注意することが必要である。

また最近、アルバイト探偵募集など広告を目にすることもあるが、このアルバイト探偵の意味するところは、パソコンやインターネットを駆使して、住所から電話番号を調べる、あるいは車のナンバーから住所を調べるなど、机上でできる便利屋的なものがほとんどである。

探偵への相談料

ある探偵事務所が30分の相談だけで2~3万円も取っているという話を耳にすることがあるが、そんな値段は弁護土でも取らないし(1時間で5千円~1万円が相場といわれる)、相談だけなら、もちろん無料でいいのである。

こういう話があるために、おそらく多くの方が、探偵の調査料金は高い、というイメージを持っていると思う。知り合いに誠実な探偵社を知る人がいたり、弁護士事務所に勤めている人がいない限り、探偵は高い、いかがわしいと思ってしまうのは無理もないだろう。

また、探偵社と依頼人が調査料金でこじれた場合、最終的に顧問弁護士を使って裁判に発展させようとすることがある。たいてい探偵社は、「法律上の間違いは何も犯していない」と開き直るのだ。裁判沙汰は面倒だと、依頼人は泣き寝入りしてしまう。

相談の際に、とにかく契約させようと必死になってくる探偵業者は、特にこのようなトラブルが多いので要注意だ。

探偵社の調査料金

怪しい探偵社になると調査ができないことを依頼人に隠すために、必要以上の人件費を要求する探偵社がある。

例えば、1件の調査で同時に離れている2名の尾行を行なう場合には尾行調査2名分の調査料金となるが、1件1名の尾行に探偵3名を要したとしても、基本の1日料金は変わらないはずである。

ところが、1人の尾行に5名を使ったからと、調査料金を上乗せする探偵社が実在する。「こちらでは万全を期すために5名の探偵を動かします。その分、料金は少々お高くなりますが、より確実な情報が得られるのです」というのが彼らの決まり文句である。たいていの依頼人はそれでも納得してしまう。

しかし、1人を尾行するのにあらかじめ4~5名の探偵を用意する、というのは尾行術が未熟な証拠である。このように異常な調査法をする探偵社は要注意である。 

探偵社への調査依頼時

探偵社に調査依頼のため相談している時に、「それは本来、弁護士さんに頼んだほうがいいけれども・・」や「それは本来は警察の仕事になるところですが・・」などと、依頼人を安心させつつも暗におどしをかけ、無理やり探偵調査の契約させるのも、悪い探偵社の手口である。

警察や裁判で扱う事項手前なのに、「ウチで何とかしましょう。」というのである。こういう探偵社はまともな探偵調査ができない便利屋的な探偵社が多く、調査に失敗した時の対応も考えていない。また、探偵が踏み越えてはならない領域に入り込み、刑法や軽犯罪法といった法律を破ってしまうこともある。

探偵社との契約書

契約書というと、信販会社や保険会社などの発行する契約書を思い浮かべる人が多いと思う。小さな文字でびっしりと、契約内容に関わる留意事項が記載されているものだが、なぜびっしりなのか、端的に言えば、それらが信用および人間の生死に関わる契約であり、もしもの場合やあらゆる例外を想定しているからである。要はトラブルを最小限にするための約束だ。

探偵社の契約書にも「特約」と称し、そのような留意事項を記載したものが少なくない。探偵社と依頼人との間でトラブルが起きるとすれば、大半は調査料金にかかわることだから、あらかじめ記載しておくに越したことはないだろう。しかし、そのような契約書は探偵社の自己防衛手段に過ぎないと思われる。

調査の途上で探偵社側に不利な事態に陥った時、「契約書にはこう書いてあるじゃないですか。調べがつかなかった場合に調査料金をお返しするなんてどこにも書いてないでしょう。」と、全責任を依頼人に押し付ける切り札として使うケースが多いのではないかと考えられる。つまりあまりに細かすぎる契約書を作る探偵社には注意が必要である。

探偵社の広告

電話帳などを広げると、探偵社の広告で、「尾行を1日5万円でお引き受けいたします」という広告など目にすることがある。値段が安い上、探偵をする上での経費などいろいろかかるものだが、電話をかけると本当にきっちり5万円で尾行を行うという。こういうのは、あまりおすすめできない。いくら調査料が安くても、調査が完全に遂行できないのは、依頼するほうからすると高いと思うだけである。

また、探偵社の広告で全国紙にも広告が載っているからということで、探偵社を全面的に信用するというのはいけない。広告などはお金があれば簡単に出せるものである。やはりしっかりと調査内容について深く相談して、探偵社に信頼をおけるかどうか確認することである。

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